春が近づいてくると、梅の花達が咲き出します。
梅の香りとともに春を知らせてくれます。
梅の季節になると滋賀県大津市にある叶匠寿庵「寿長生の郷」では毎年「梅まつり」が開催されます。
大人も子どもも楽しめるイベントとなっており、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
今年の「しがジン」では今年の梅まつりの詳細と過去梅まつりに参加したレポをお届けします。
叶匠寿庵について
叶匠寿庵は大津にある老舗の和菓子屋さんです。
お菓子作りの素材にはこだわっておられ、季節に合った和菓子を提供されています。
特に看板商品の「あも」は有名です。
滋賀県で知らない人はいるんだろうか…
中にやわらかいお餅が入っていて、つぶあんで包まれている長方形の和菓子です。
私はこの和菓子が大好きで、県外に行く際は手土産に持っていきます。
叶匠寿庵「寿長生の郷」の「梅まつり」
梅の季節になると大津の「寿長生の郷」で開催されるおまつりが「梅まつり」です。
私たち家族は何度もこの「梅まつり」を楽しんでいます。
「梅まつり」がどんなお祭りか実際に行ったのでご紹介します。(2022年梅まつり)
毎年2月下旬から3月中旬の梅の花の開花に合わせて開催されます。
梅の開花情報は毎年叶匠寿庵のHPにある「梅まつり」特設ページで最新の開花情報を確認できるのでチェックしてから行くとよいでしょう。
梅の花を楽しむ
寿長生の郷では2種類の梅を観ることができます。
「城州白梅」と「紅梅」です。
白梅は梅林になっていて梅の香りを楽しみながら散策できます。
軽いハイキングも楽しめます。
丘の上まで登ると梅林を見渡すこともできます✨
お楽しみ広場で屋台を楽しむ
期間中「お楽しみ広場」では屋台やキッチンカー、イベントが開催されます。
屋台では季節のおうどんや天ぷらをいただくことができます。
「梅とろろうどん」は程よい梅の酸味とお出汁が合わさって、小さい子連れでしたが娘のぺろりと食べてくれました。
春なので「たけのこの天ぷら」も。
オットはビール片手に楽しんでいました。
天ぷらはサクサクでたけのこのえぐみもなくタケノコの風味だけが広がります。
この時は江州音頭のイベントがあり、一緒に輪の中に入り、江州音頭を踊りました。
大人も子どもも飛び入りで参加できる楽しいイベントでした。
その時々で様々で時には滋賀県出身姉妹DUOの「ゆりめり」さんがライブを行うことも。
子どもに大人気のこれ。
参加料500円で鯛を釣るというもの。
娘は毎回参加して、釣れた鯛におみくじが入っており、景品がもらえるというもの。
毎回、和菓子しか当たりませんが、豪華賞品があたるのでぜひチャレンジしてみてください。
他にも広場では「昔あそび」コーナーがあったり、餅撒きがあったりと楽しめる場所になっています。
体験
「梅まつり」では子どもでも楽しめる体験もあります。
この時は大根の収穫をしました。(別途料金が必要です)
大きな大根を引き抜いておうちに持って帰れます。
ヤギにエサやりもできます。
子供に大人気なので、早くいかないとエサがなくなることも。
エサは固形のエサか葉っぱのお野菜がエサやりコーナーで販売されているので、購入してエサやりをします。
固形のエサだとヤギが自分の手から食べるので、ちょっと怖がっちゃう子どももいるかも。
うちの娘は怖がったのでお野菜のエサやりにしました。
期間限定スイーツ
梅まつりには期間限定スイーツや梅まつり限定スイーツが登場します。
毎年たのしみなもののひとつ。
入り口付近の古民家は総合案内所になっており、奥がカフェスペースになっています。
こちらでも期間限定スイーツをいただけます。
いちごたっぷりのどら焼きをいただきました。
こちらは自分でカスタマイズできるようになっています。
生地の数、生地の中身、トッピングに追加トッピング。
自分好みのどら焼きにすることができます。
トッピングの中に「あも」があるのもいいですね!
こちらは私がカスタムしたどら焼き。
はちみつと桜の花びらも可愛い。
お次は苺たっぷりの「花一日」
苺はあまおうでたっぷりとあしらわれていました。
さすが「どらやき」はもっちりふんわり弾力があっておししかったです。
他にも「寿長生の郷」内にある施設ではこの時期限定のメニューが登場するので行く前にチェックしておくとよいです。
ランチメニューなど予約できるところは予約しておくと吉。
梅まつり限定和菓子もあるので要チェックです。
大福は人気で朝買っておくのがおすすめです。
帰りに買おうと思っていたら、売り切れだったこともあるので朝買っておくと確実です。
梅の酸味と柔らかな羽二重餅がよく合います。
ひな人形展
ホールでは毎年「ひな人形展」が開催されていて、古い珍しいお雛様が展示されています。
2023年の叶匠寿庵「寿長生の郷」の「梅まつり」
2023年の梅まつりは2023年2月23日(祝)~3月21日(祝)までです。
時間:10:00~17:00(各施設により異なります)
※期間中水曜日は定休
今年も「寿長生の郷」内の施設では期間限定メニューが用意され、体験メニューやイベントなどもたっぷりと予定されています。
予約が必要なものもあるので、お早めに。
「梅まつり」イベント
ひな人形展
開催日 | 開催中~3月31日(金) |
時間 | 10:00~17:00 |
予約 | 不可 |
料金 | 不要 |
場所 | ホール |
ゆりめり 音楽コンサート
開催日 | 3月19日(日)・21日(火・祝) |
時間 | 12:00~/14:00~ |
予約 | 不可 |
料金 | 無料 |
場所 | 広場 |
和太鼓演奏
開催日 | 2月23日(木・祝) |
時間 | 12:00~/14:00~ |
予約 | 不可 |
料金 | 無料 |
場所 | 長屋門 |
口笛コンサート
開催日 | 3月5日(日)・12日(日) |
時間 | 12:00~/14:00~ |
予約 | 不可 |
料金 | 無料 |
場所 | 広場 |
「梅まつり」体験コーナー
今年は体験コーナーが盛りだくさん。
・つまみ細工教室
・梅の剪定体験
・しいたけ植菌体験
・手ひねり陶芸教室
・苔あそび教室
・はちみつ教室
・梅林みつばちツアー
・お茶席体験教室
予約、料金が必要なものもあるので下記梅まつり特設ページでご確認ください。
「梅まつり」の定番
梅まつりでは定番のものがあります。
いつもは「めで鯛釣り」でしたが、今年は「福梅釣り」です。
景品が楽しみですね!
「昔あそび」も健在。めんこやコマ、けん玉など子供が夢中に。
「梅一輪 夢一輪 梅花願い」は短冊に願いをこめてつるしたり。
毎回人気の「福まき餅まき」。
こちらは2月23日(木・祝)・3月21日(火・祝)15:00から開催されます。
「こども神輿巡行」は3月21日(火・祝)で担ぎ手も募集されているので興味がある方はぜひ。
叶匠寿庵「寿長生の郷」の「梅まつり」まとめ
大人も子どもも食べて遊んで楽しめる「梅まつり」楽しみですね。
毎年1か月程度開催されているので、スケジュールが組みやすいのも魅力です。
初めて行かれる方に駐車場について説明しておきます。
駐車場にはいるとお店の方から駐車料金1,000円を徴収されますが、1,000円分の商品券を渡してくれます。
これは「寿長生の郷」内で使える商品券で、結局なんやかんや買い物してしまうので実質駐車料金は0円になります。
梅林や森を散策していると結構歩きますし、子どもも思う存分1日楽しめます。
体験メニューが充実しているので、ぜひ予約して楽しんでほしいです。
夏には「とうもろこしまつり」、秋には「きのこまつり」も開催されるのでぜひチェックしてみてください。
滋賀県内では各地で梅の花を観賞できるスポットがあるので、ぜひチェックしてみてください✅
イベントDATA:寿長生の郷「梅まつり」
イベント名 | 寿長生の郷 梅まつり |
---|---|
開催日時 | 2023年2月23日(祝)~3月21日(祝)※水曜日定休日 時間:10:00~17:00 ※各施設ごとに営業時間が異なります |
アクセス | 滋賀県大津市大石龍門4-2-1 寿長生の郷内(map) |
電話 | 077-546-3131 |
ホームページ | https://kanou.com/ |
寿長生の郷:アクセス
公共交通機関をご利用の方
JR石山駅から「寿長生の郷」行のシャトルバスにて約30分
発着場:JR琵琶湖線石山駅北口下車(改札出て左)
名 称:寿長生の郷シャトルバス(無料)
JR石山発→10:05、12:00、14:00、15:00
寿長生の郷発→13:30、14:30、15:30、16:20
車をご利用の方
大阪方面から→名神瀬田西インターから約20分
名古屋方面から→名神瀬田東インターから約20分
京滋バイパス(大阪、宇治方面)から→笠取インターから約20分
京滋バイパス(草津方面)から→南郷インターから約16分
コメント
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